ヒゲネワチガイソウ

更新日: 2023年11月15日
ヒゲネワチガイソウ
ヒゲネワチガイソウ(4月下旬、独鈷山)

ヒゲネワチガイソウが咲く山

生育地 生育環境
独鈷山( とっこさん ) 川沿いの林道脇や明るい尾根道
兜岩山( かぶといわやま ) 登山道沿いの明るい林床
守屋山( もりやさん ) 林縁など

(他にも生育地あり)

個体数は少なくはないです。

参考文献[1]によると、長野県は分布域になるはずので、他の山でも見ることができると思います。
長野県の山や高原などの地域に特化した小さめの植物図鑑には、ヒゲネワチガイソウは、あまり掲載されていません。

関連: ヒゲネワチガイソウが咲いていたときに歩いたコース

花期

花期は、長野県東信地方(独鈷山など)の1,100mから1,400mの山地では、4月下旬から5月上旬が目安。
環境やその年によって、前後すると思います。

生育地 花期
独鈷山 4月下旬から5月上旬
兜岩山 4月下旬から5月上旬
守屋山 4月下旬から5月上旬

独鈷山では、山腹や頂上近くの尾根で、5月に入る前に満開といった様子の年がありました。

花の特徴

あずき色の葯が目立つ、小さな白い花です。

ヒゲネワチガイソウと同じ時期に咲く花

ヒゲネワチガイソウが咲いている時期には、次のような花も見ることができます。

スミレ科
場所や種による。花が落ちた個体も多い。
ヤマエンゴサク・フデリンドウ
きれいに咲いている。

ヒゲネワチガイソウのデータ

分類
ナデシコ科 ワチガイソウ属
別名
ヒゲネワチガイ
花の色カテゴリ
白色系

写真

写真の下に特に説明を加えていない場合、ヒゲネワチガイソウの写真です。
撮影地: 独鈷山(4月下旬)
撮影地: 独鈷山 (4月下旬)

参考文献

  • 1. 門田裕一 監修、永田芳男 写真、畔上能力 編 (2013) 『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花 (増補改訂新版)』 山と溪谷社

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