今までトキソウとしてきた一部の個体をミヤマトキソウという新種とする論文[2]が発表されていました。
ウィキペディアのミヤマトキソウには、過去に「長野県北安曇郡白馬村八方岳」で採集された「トキソウ」の標本はミヤマトキソウとの記述があります。
実際の論文[2]を見ると、「Hakuba-mura, Mt. Happodake」という表記以外に「Hakubamura, Mt. Hakuba-happo-yama」との表記もあります。
八方岳または「Mt. Hakuba-happo-yama」が八方尾根の山のことであれば、下記に記載している八方尾根に分布している個体はミヤマトキソウの可能性があります。
雨飾山の「トキソウ」もミヤマトキソウかもしれません。
2023年の7月に八方尾根自然研究路に設置されていたラベル(植物を紹介する小さな看板)は「トキソウ」でした。
今後、八方尾根のガイドなどでミヤマトキソウとして紹介されたことが確認できた場合は、このページに情報を追記したいと思います。
八方尾根以外の山や湿原のトキソウについても、ミヤマトキソウと同定できるだけの観察や写真が撮れた場合に情報を追記します。
日の当たる湿った場所に咲きます。
他の草より背が低く、他の草の影で咲いている個体も多い。
生育地 | 生育環境 |
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八方尾根 |
木道脇の草地。 トキソウを紹介するラベルが設置されている場所があります(2023年7月)。そのラベル周辺以外でも見られます。 |
(他にも生育地あり)